多くの人は、現状起こっていないことをあたかも思い込んで、悩みをかかえてしまう。
米国ミシガン大学の研究チームが行った調査によると、心配事の80%は起こらないとされています。
起きるのは残りの20%ですが、そのうちの8割は、あらかじめ準備して対応すれば、心配事には至らずに解決できるそうです。
つまり、そのときにならないと手の打ちようのない”本当の心配事”は全体の4%にすぎないのです。
出典 佐藤富雄の名言 厳選集
これをやったらどうなる?
こうなったらどうしよう?
大学を卒業した社会人1年目。
頭の中を回っていたのは、毎日同じことばかり。
「こんな生活を40年も続けるの?」
「幸せってなんだろ?ほんとうにやりたいことって?」
「人に決められた人生なんていやだ!本当は自分で決めたってわかってるのに」
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人が悩む理由ってなんだろう?
そもそも、悩みってなんだろう?
「嫌われたらどうしよう」
「このまま、今やってることを続けていいのか」
「心を開いて、自分を表現するのが怖い」
「自分のことが許せない、みじめだ」
って、あげだしたらきりがない。
今自分が感じている、こうなりたい。っていう理想と目の前に起こりうる現実とのギャップ。自分の中のニュートラルとの差に追いつかない。そんな感覚が悩みなんじゃないかな。
これまでの自分と新しい自分。との自問自答。
ん、まてよ?自分の発想の枠の外に解決方法があるって気づいた。
そりゃむりだよね。今までの自分のやり方。考え方。経験以外のことだから。
悩んだって、答えは出ることないんだよね。知らないから。
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悩みとは永遠に隣り合わせ
目の前の今ここにいる自分と。まだ出会ったことのない新しいぼく。
この世界には、知らないことで溢れてるんだろうな。
好きな子にプレゼントを買ったあのとき。顔から火かでそうだった。
初めて校門をくぐった入学式。不安で押しつぶされそうだった。
心から人と対話したくて初めて飲食のお仕事。怖くて毎日誰かにすがりつこうとした。
あんなに悩んだのに。あんなに怖い想いをしたのに。あーこれ死んだわ。って何度思ったんだろう。けど、最後に出会うのは、やってみてよかったっていう感情。
どんな生き方したって間違いではないと思う。人にはそれぞれの価値観があるから。一人のちっぽけな考えを人に押し付けるなんてとんでもない話。
けど、あのときこうしておけばよかった。って悩むくらいなら、一歩踏み出してみたい。一歩先に踏み出したステージで悩みたい。悩んでる自分すら、好きでいられたら最高だ。